ショーンK氏の事件に見る偽る人間の論理
先日の記事では学歴詐称が蔓延る理由として、
「普通の人には騙す側の論理が理解出来ない」と書いた。
普通の人間は嘘がばれれば「嘘でした、ごめんなさい」と、嘘であったことを認める。
そして他の人も同様な行動をすると思い込んでいる。
しかし、騙す人間は嘘が発覚しても嘘だったとは認めずに、
更に嘘を重ねて、逃げ切ろうとする。
大半の人には嘘だとばれていてもだ。
ショーンK氏の場合はどうだろうか?
彼の場合、発端は学歴詐称だ。
テンプル大学でBA(学位)、
ハーバード・ビジネス・スクールでMBA、
パリ第1大学パンテオン・ソルボンヌに留学、
というのは事実ではないことは、本人も認めたが、
テンプル大学ジャパン入学、
ハーバード大学とパリ大学でオープンキャンパス受講
というのが本当の学歴としている。
(ただし、その証拠はまだ発表されていない様子)
また出生にしても、父親が「アメリカ人と日本人のハーフ」としていたが、
インタネット上では父親は国家公務員(普通の日本人?)と噂になっていた。
疑惑が出生にまで飛び火するとショーンK氏は、
「実の父親と、育ての父親が異なる」と弁明をするようになる。
ショーンK氏のコロコロ変わる話を、
証拠も無しに信じる人間は、
果たしてどれだけいるだろうか?
続く