東大病院の研究不正疑惑 予備調査結果が出る
東大病院の研究不正の申し立てに関する予備調査の結果が9月20日に出た。
2件の申し立てとも、本調査の開始を決定した。
「予備調査の結果は、本調査を行わないという内容で、連休前に発表される」と予想していたが、大ハズレでした。
通例であれば、 本調査には東大外部からの調査委員も加わり、5ヶ月ほどかけて研究不正の有無が判断される。
今回のように複数のグループが調査対象となっているような場合、調査期間が延長することが多い。
よって、調査結果は早くて今年度末頃か来年度以降になると考えられる。
再現性(検証)実験を行わなくとも、本調査には最低でも数十万円という費用がかかる。
今回の告発対象者達が、正しい手順(手法)で論文を作成していなかったのは、明らかだ。
費用が無駄とならないような本調査が行われることを期待したい。