任期付き助教は、任期付き羊の夢をみるか?

任期制を導入した人たちは、任期付き羊の夢など見ないだろう。

尿からクローンマウスの作製に成功するも、一般の人には不気味がられる。

山梨大学の若山教授らが尿から採取した細胞を使ってクローンマウスの作製に成功した。
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同グループは、個体数が減少してしまった野生生物の保護の観点から、この技術は有効と主張する。

しかし、ネット上ではこの技術を不気味がる意見もあった。

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また、野生生物の保護の在り方に対して疑問視する声もあった。

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過去には別のグループから、無菌状態の尿からのクローンマウス作製成功の報告がある為、作製方法には再現性はあると考えられる。
しかし、技術の力の高いと言われる若山氏のグループでも成功率(効率)が高くなく、他のグループで同様な結果が得られるか疑問視する意見もあった。

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尿から採取した細胞でクローン個体の作製が可能であるならば、核酸の抽出とシークエンシングも可能であろう。
以前に動物の母乳から核酸を抽出する方法を聞いたことがある。
しかし、尿という発想はなかった。