千葉大学がタイムマシンの開発を始めそう
3月27日に女子生徒が保護され事件が解決に向かいそうな、埼玉県朝霞市の中学生行方不明事件。
女子生徒を誘拐し約2年もの間監禁していたと思われる容疑者の男は千葉大学の元学生であり3月23日に卒業したばかりだった。
その千葉大学が容疑者の男性の卒業取り消しに躍起になっているようだ。
千葉大学が発表した「理論」によると、
事件の起きた2年前にさかのぼり男性を停学処分にし、在学期間を不足させ、卒業用件を満たさなくさせることにより卒業を取り消せる可能性がある、
と言うことのようだ。
卒業が23日で、事件の発覚が27日と、タッチの差で処分を下せなくなった千葉大学。
だからと言って、「謎理論」で恥の上塗りにもなりかねないことをするのはいかがなものかと…。
さすがにこの「謎理論」は取り消され、現在は「3月31日までは学生」とみなすことにより処分の可能性を検討しているらしい。
(まあ、これも無理のあるシナリオだと思いますが…)
記憶に新しいところでは、STAP細胞騒動の小保方氏と東京大学の研究不正に関わった元大学院学生が博士号を剥奪されている。
この時の理屈は、「博士論文に不正があり、不正部分を除くと論文として成り立たないから」というものであった。
この理屈であれば納得も出来る。
今頃、千葉大学も容疑者の卒業論文を血眼になって読み返しているかもしれない。
今にも「タイムマシーンの開発」とか言い出しそうなぐらい冷静さを失っている千葉大学。
(↑)「ドラえもん」に出てくるタイムマシン
本当に必要なのは容疑者の男性への処分ではなく、学生や関係者への道徳教育なのではないでしょうかね。
千葉大学は市川市の英国人女性殺人事件以来いったい何をしていたんでしょうか?